ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

大規模地震時医療活動訓練について

ページID:0390029 掲載日:2022年9月22日更新 印刷ページ表示
3 すべての人に健康と福祉を11 住み続けられるまちづくりを

令和4年度大規模地震時医療活動訓練を実施します

 愛知県では、南海トラフ地震を想定した「令和4年度大規模地震時医療活動訓練」(内閣府主催)を国・各関係機関と連携して、下記のとおり実施しますのでお知らせします。

1 実施予定日時

 2022年10月1日(土曜日)午前7時から午後5時まで

2 愛知県内の主な訓練場所

  愛知県庁、各災害拠点病院、県営名古屋空港、各保健所

3 目的

  国・各関係機関と連携して、大規模地震時医療活動に関する総合的な実動訓練を実施することにより、当該活動に係る組織体制の機能と実効性に関する検証を行うとともに、災害時における協力体制の円滑化を図る。

訓練の概要

 南海トラフ地震を想定し、全国から参集した災害派遣医療チーム(DMAT(ディーマット))等が関係機関及び各災害拠点病院と連携し、病院支援や広域医療搬送及び地域医療搬送による患者搬送等、医療活動の訓練を実施する。

【訓練想定】

   2022年9月30日(金曜日)午前11時に、最大震度7の南海トラフ地震が発生。

【被災県】:愛知県、静岡県、三重県、和歌山県

【支援県】:北海道、富山県、鳥取県

5 訓練関係機関(愛知県の訓練) 

 <行政機関等>

 愛知県、厚生労働省DMAT事務局、愛知県警察本部、国土交通省中部地方整備局、東海総合通信局、中部経済産業局、第四管区海上保安本部、陸上自衛隊第10師団、名古屋市、豊田市、岡崎市、一宮市

 <医療機関>

 災害拠点病院36病院、精神科病院5病院(うち災害拠点精神科病院2病院)

 <消防機関>

 名古屋市消防局始め県内消防本部

 <協力機関>

 日本赤十字社愛知県支部、愛知県医師会、地区医師会、愛知県病院協会、愛知県薬剤師会、愛知県歯科医師会、愛知県看護協会、愛知県精神科病院協会、愛知県透析医会、中部電力株式会社、中日本航空株式会社、株式会社NTTドコモ東海支社、名古屋空港ビルディング株式会社

6 愛知県内の主な訓練内容

 (1) 県庁本部運用訓練・・・(訓練場所:愛知県自治センター4階・6階)

・愛知県保健医療調整本部を設置し、保健医療活動に係る情報の整理及び分析、及び保健医療活動チームの派遣調整訓練等を実施 

・関係団体と連携して、医薬品・衛生材料・医療ガスの調達、道路状況やライフライン供給状況の情報伝達訓練等を実施

・保健医療調整本部の下に、県DMAT(DPAT)調整本部を設置し、医療機関の被害情報収集・県内すべてのDMAT(DPAT)活動の指揮・統括を実施

 (2) 保健所本部訓練・・・(訓練場所:各保健所)

 2次医療圏等の単位で、本部となる保健医療調整会議の立上げを行い、医療救護所や地域の医療機関に関する情報の収集伝達訓練等を実施

 (3) DMAT(DPAT)活動拠点本部訓練・・・(訓練場所:関係災害拠点病院)

 DMAT(DPAT)調整本部の指揮の下設置されるDMAT(DPAT)活動拠点本部において、管内で活動するDMAT(DPAT)の調整等を行う訓練を実施

(4)DMAT参集・活動訓練・・・(訓練場所:県営名古屋空港・災害拠点病院)

・主に県営名古屋空港に、空路または陸路により全国のDMATが参集し、その後航空搬送拠点臨時医療施設(SCU(エスシーユー))及びDMAT活動拠点本部等へ移動

・各活動拠点本部から派遣されたDMATが、各災害拠点病院へ支援に入り、協働して患者の受入れ、搬送訓練等を実施

【災害拠点病院一覧】

◎日赤愛知医療センター名古屋第二病院、名古屋大学医学部附属病院、名市大東部医療センター、名市大西部医療センター、名古屋医療センター、中京病院、○名古屋市立大学病院、名古屋記念病院、日赤愛知医療センター名古屋第一病院、名古屋掖済会病院、中部労災病院、海南病院、津島市民病院、一宮市立市民病院、総合大雄会病院、稲沢厚生病院、江南厚生病院、◎小牧市民病院、春日井市民病院、○藤田医科大学病院、○愛知医科大学病院、公立陶生病院、半田市立半田病院、知多厚生病院、西知多総合病院、安城更生病院、刈谷豊田総合病院、西尾市民病院、◎岡崎市民病院、藤田医科大学岡崎医療センター、豊田厚生病院、トヨタ記念病院、豊橋市民病院、豊橋医療センター、○豊川市民病院、新城市民病院

※○は、DMAT活動拠点本部を設置する病院

※◎は、DMAT・DPAT活動拠点本部を併設する病院

(5)地域医療搬送訓練・・・(訓練場所:県内各所)

 県営名古屋空港(あいち航空ミュージアム)に航空搬送拠点臨時医療施設(SCU)を設置し、負傷者を災害拠点病院等へ搬送する訓練を実施

【陸路搬送】

○消防機関救急車、○DMAT車両、陸上自衛隊車両 等

【空路搬送】

○ドクターヘリ、消防ヘリ、愛知県警ヘリ、○海上保安本部ヘリ、○自衛隊ヘリ

【水路搬送】

愛知県警ボート、陸上自衛隊ボート、第四管区海上保安本部ボート

※○を実動訓練として実施予定(その他は机上訓練)

(6)広域医療搬送訓練・・・(訓練場所:県営名古屋空港)

 国関係機関と連携のもと、患者搬送訓練を実施

(7)DPAT活動訓練・・・(訓練場所:関係精神科病院)

 DPAT活動拠点本部から派遣されたDPATが被災想定精神科病院へ支援に入り、患者受入れ、搬送訓練等を実施

7 取材について

 ・愛知県庁及び県営名古屋空港において、訓練実施時間内は取材が可能ですので、別紙1及び別紙2記載の場所で受付を行い、現地担当者の指示に従ってください(その他の会場において取材を希望する場合は、必ず事前に連絡してください)。

 ・各訓練会場内においては、報道機関であることが分かるように自社の腕章等を必ず着用してください。

 ・県営名古屋空港で立入制限区域(航空機の着陸場所等)へ立ち入る場合、事前に登録手続が必要となります。詳細は、別紙2を参照してください。

  ※SCUのみを取材する場合、事前登録手続は不要です。

  別紙1 [PDFファイル/158KB]    別紙2 [PDFファイル/225KB]

8 その他

 ・県営名古屋空港においては、午前8時から午前10時頃にかけて、全国のDMATチームが参集し、その後、県内災害拠点病院等へ移動します。

 ・また、午前10時15分頃から午後3時頃にかけて、患者搬送訓練として各機関の航空機が着陸します。

 

※参考

○ DMAT(ディーマット)(Disaster Medical Assistance Team)

 災害急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた災害派遣医療チーム

○ DPAT(ディーパット)(Disaster Psychiatric Assistance Team)

 災害時において、精神患者の外来、入院診療の補助や、避難所及び在宅の精神科患者や精神障害者への対応支援を行うほか、震災によって新たに精神的問題を抱える一般住民や地域の医療従事者、被災者のケアを行っている職員の精神的ケアを行う災害派遣精神医療チーム

○ DMAT(DPAT)活動拠点本部

  DMAT(DPAT)調整本部の指揮の下、災害拠点病院等に設置される、参集したDMAT(DPAT)の指揮及び調整等を行う本部

○ 広域医療搬送

  国が各機関の協力のもと、自衛隊等の航空機を用いて対象患者を被災地内の航空搬送拠点から被災地外の航空搬送拠点まで航空搬送する医療搬送

○ 地域医療搬送

 被災地内外を問わず、都道府県、市町村及び病院が、各防災関係機関等の協力を得て、ヘリコプター、救急車等により患者を搬送する医療搬送(県境を越えるものを含む。)であって、広域医療搬送以外の医療搬送

○ SCU(エスシーユー)(Staging Care Unit)

    災害時において、主に航空機による患者の広域医療搬送や地域医療搬送を行う際に設置される、患者の症状の安定化を図り、搬送を実施するための施設

このページに関する問合せ先

愛知県保健医療局健康医務部医務課
救急・周産期・災害医療グループ
担当:関谷、江尻
電話:052-954-6628
内線:3490
メール:imu@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)