愛知県衛生研究所

麻しん・風しんの予防接種は2回受けましょう

更新履歴
 2013年4月1日
 2006年6月2日(政令改正)
 2005年9月29日(新規掲載)

定期接種対象者

平成18年6月2日に、予防接種法に関する政令が改正され、麻しん対策を強化するとともに風しんによる先天性風しん症候群(CRS)*の発生を予防するため、表のように定期予防接種の対象者が定められています。

麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン**乾燥弱毒生麻しんワクチン乾燥弱毒生風しんワクチン 第1期(1回目)
1歳から2歳未満の間に1回接種
第2期(2回目)
5歳から7歳未満で小学校就学前の1年(就学前年度の4月1日〜3月31日)の間に1回接種
**MRワクチン(乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン)
* 先天性風しん症候群(CRS)

風しんに免疫の無い妊婦が、風しんウイルスに感染することにより、赤ちゃんに様々な異常(白内障、先天性心疾患、難聴、脳炎、肝炎、貧血、骨の病気、網膜症など)が起こることがあります。

妊娠早期に感染するほど、流産や生まれてきた赤ちゃんに先天性の異常が起こる確率が高く、妊娠20週までの感染ではおよそ20%の赤ちゃんに異常が発生するとされていますが、妊娠20週以降の感染では、先天性異常の発生はほとんど無いとされています。

※風しんについて(厚生労働省)

対象者についてのご注意

麻しん・風しんのいずれか一方にかかったことがある人は、他方の単独ワクチンを接種(平成18年6月2日政令改正)することとなっていましたが、平成20年4月1日から混合ワクチンの接種も可能となりました。

詳しくは、市町村の予防接種担当(保健センター等)、最寄りの保健所、愛知県健康対策課にお問い合わせください。

愛知県感染症対策課
電話:052-954-6272
愛知県予防接種センター(あいち小児保健医療総合センター)
電話:0562-43-0500
FAX:0562-43-0513
名鉄病院予防接種センター
電子メール:mmiyazu@meitetsu-hpt.jp
電話:052-551-6126
FAX:052-551-6308
国立感染症研究所感染症情報センター
予防接種法に関する政省令の改正について
予防接種スケジュール
麻しん対策・ガイドライン(国立感染症研究所)